ワインの豆知識 2020年3月20日 赤坂のソムリエが勧める修行時代に出会った思い入れのあるカリフォルニアワインとは? 思い入れのあるお気に入りのワイン。決して有名ではなくても、個人にとっては特別な意味をもつワイン。ワイン好きの方ならきっとそんな1本があるのではないでしょうか? 今回は赤坂のソムリエにとって、修行時代に出会い、その美味しさに衝撃を覚えた思い入れのあるワインを紹介してくれました。 アメリカ カリフォルニアワイン TRUCHARD トュルシャード その出会いは数年前。まだソムリエがワインについての知識も少なく、実務をしながら勉強中だった頃。当時勤めていた店舗のグループ店の店長がソムリエに紹介してくれたのがきっかけでした。それは、バックヴィンテージという古い部類に属するカリフォルニアワインでした。(※通常、カリフォルニアのワインはヨーロッパと違い、早飲み文化が強いため、バックヴィンテージのカリフォルニアワインはお目にかかることは滅多にありません。そんな物珍しさも記憶に残っているひとつかもしれません。) 一口のみ、その美味しさに感動を覚えたことを今でも覚えているそうです。 しかし、その後インポーターの都合なのか、ワイナリーの都合なのか、日本への輸入が止まり、そのワインを日本で目にすることがなくなりました。 当然、ソムリエのなかでもそのワインは記憶の片隅に追いやられ、業務をこなすなか、ワインの知識が増えると共に、数々の新しいワインとの出会いに明け暮れる日々になりました。 しかし、数年経ち、とある大きな試飲会で偶然あの時のワインに出会うことができました。瓶のラベルも昔と変わらず、味わいも当時のまま。 「当時の記憶が一気に蘇り、感動と共に、取引をすぐ開始しました。とても嬉しかったことを今でも覚えています。」 そのワインが「TRUCHARD トュルシャード」です。 TRUCHARD トュルシャード: カリフォルニア ナパバレーのワイナリーで製造されているワイン。ぶどう農家が製造するワインで、ぶどうの品質に拘りを感じるワインです。そのぶどうの品質は非常に高く、ナパバレーの有名ワイナリーもこちらから仕入れているそうです。 通常カリフォルニアワインは樽(カフェ・モカ)の雰囲気が強いワインが多いのですが、こちらのワインは食事と楽しむことを意図して作られているため、ワインとしてバランスが良い仕上がりになっています。 価格もナパバレーのワインの割にはリーズナブルで、コストパーフォーマンスの高いワインの1つでもあります。 「まだ駆け出しの頃だったからなのか、本当にあの時はその味に感動しました。私にとってはソムリエを続けるうえでとても大切な思い入れのあるワインです。」 その後機会があり、ワイナリーの方が来日時にお会いすることができたとのこと。 (サイン入りのワイン) 「売ってもいいんですけどね。サインももらったお気に入りのワインなのでなかなか売る気になりません。まだ、現地の農園には行ったことがないのですが、どうしても訪れたい農園のひとつです」 ソムリエとの親睦を深め、思い出のワインを頼んでみるのもワインの楽しみ方のひとつかもしれないですね。 聞き手 赤坂あじる亭 店長/ソムリエ 小巻秀人 \本日紹介したワインはこちらのお店で飲めます/ ワイン居酒屋 赤坂 あじる亭 公式HP:https://celebourg.com/agiletei/ facebook:https://www.facebook.com/ajirutei/ 赤坂見附駅徒歩2分。各地で修業を積んだシェフ達の本格欧風料理とソムリエ厳選の世界各国のワインが楽しめるワイン居酒屋です。取り扱うワインは400種以上。赤坂でもトップクラスの品揃えを誇ります。 <今回ご紹介したワイン> ・TRUCHARD (トルシャード) 10,000円 ※季節によりなくなる場合があります。ご了承ください。 ※グラスで飲みたい場合も対応可能です。ソムリエにご相談ください。 コスパの良いワイン ソムリエに訊く ワインの紹介
ワインの豆知識 2020年3月10日 【世界のワイン】ソムリエが勧めるこれから注目のワシントン・オレゴンのワインをご紹介 アメリカのワインといえばまっさきに思いつくのがカリフォルニア。アメリカのワインの実に90%以上の生産量を誇り、このサイトでも何度もご紹介しています。 しかし、アメリカのワインはカリフォルニアだけではありません。 これからのエリアとしてにわかに注目を浴びだしているのがワシントン・オレゴンです。今回はそんなワシントン・オレゴンのワインをご紹介します。 ワイン生産地としてのワシントン州・オレゴン州とは? ワシントン州・オレゴン州はアメリカの太平洋側、カナダとカリフォルニアの間にある州です。 ワシントン州のワイン生産エリアは内陸側の山のエリアにあります。海からの風が山で遮られるため、北側でもそこまで気温は低くなりません。しかし、年間を通して寒暖の差が大きく、それらがブドウの味にも影響を及ぼしています。味わいはフランスのボルドー地方と似ており、じっくりと熟したブドウからワインが作られることから、タンニンがあり濃いのが特徴です。品種はカベルネ・ソーヴィニヨンやシラーが中心になります。 一方、オレゴン州はワインに詳しい人ならすぐ思い浮かぶほどピノ・ノワールが有名です。海側にオレゴンのワイン生産エリアの90%があり、海風の影響による冷涼な気候から繊細で冷涼感のあるピノ・ノワールがつくられるのが特徴です。オレゴンはまだまだワイン業界の中では未開拓のエリアですが、そのワインに適した気候からワイン生産者のあいだでは密かに注目を浴びてきています。ウィラメット・ヴァレーと呼ばれるオレゴン州のワイン生産エリアには、ブルゴーニュのワイナリーやカリフォルニアの有名なワイナリーなども進出してきており、今後目の離せないエリアのひとつです。 ワシントン・オレゴンのワイン紹介 ワシントン:【赤ワイン】WHISPERING TREE ワシントンのワインの魅力はなんといっても、価格が安いことです。WHISPERING TREEもその品質と比べると、とてもお得なワインです。カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーがあり、どちらもワシントンのワインらしいタンニンと濃い味わいを楽しめます。 オレゴン:【白ワイン】PINOT GRIS (ピノ・グリ) ブドウ品種ピノ・グリの白ワインです。ドイツ出身のワイナリー Chateau Bianca が生産しています。ドイツは冷涼なエリアが多く、ワインも冷涼感を感じるワインが多いのですが、ドイツ出身のワイナリーがオレゴンを選択して進出してきていることに、オレゴンの冷涼な気候がいかにワイン作りに適しているのかということを物語っている気がします。 こちらのワインはVAN DUZER CORRIDOR (ヴァン ドゥー ザー コリドー 風の通り道)というエリアで作られています。VAN DUZER CORRIDOR はウィラメット・ヴァレーの中にあり、2018年にAVA(AMERIAN VITICULTURAL AREA アメリカ政府公認のブドウ栽培地域)に認定されたばかり。現在最も注目のエリアで作られているワインです。 キャンペーン実施中!! オレゴンワインボード・ワシントンワイン協会が実施している「By the Glass キャンペーン」にあじる亭アネッソは参加しています。それに伴い、スタンプラリーキャンペーンを2020年5月中旬まで実施していますので、この機会にぜひワシントン・オレゴンワインをお楽しみください! 聞き手 赤坂あじる亭Annesso 店長/ソムリエ 野村美紀子 \本日紹介したワインはこちらのお店で飲めます/ 赤坂 あじる亭 Annesso 公式HP:https://celebourg.com/agiletei-annesso/ facebook:https://www.facebook.com/ajirutei.branche/ こだわり料理とソムリエが厳選したワインをバルスタイルでお楽しみ頂けます。 なるべく面白い国のワイン飲んでもらえるようにとソムリエが様々な国のワインを準備。現在、26カ国超えるワインを楽しむことができます。 ・WHISPERING TREE Glass 750円 Bottle 4,500円 ・PINOT GRIS (ピノ・グリ) Glass 1,000円 Bottle 6,500円 ※季節により、在庫や料金に変更がある場合があります。ご了承ください。 ソムリエに訊く ワインの紹介
ワインの豆知識 2020年2月21日 ソムリエもそのコスパに感動したアメリカ・フランスの赤ワインをご紹介【コスパの良いワインシリーズ】 ソムリエ自身も見つけると嬉しくなるコスパの良いワイン。好評頂いている本シリーズにて、今回はソムリエが試飲した時に驚きとともに感動すらしたアメリカとフランスの赤ワインをご紹介します。どちらも有名なオーナーが製造している本当に美味しいワインです。 【赤ワイン Adulation(アデュレーション)】 ブドウ品種ピノ・ノワール100%から作られるカリフォルニアの赤ワインです。なんと、以前コスパの良いワインとして紹介した「CA’ MOMI 」のオーナーが手掛けているワインとのこと。ワイン作りに妥協なく、製造されているため、味も保証されていること間違いなしです。 ピノ・ノワールはブドウがそもそも繊細で栽培が難しく管理工数がかかるため、ワインの価格も高くなる傾向があります。しかし、こちらのワインは価格もリーズナブルで、味わいもしっかりしているため、とてもお勧めとのことです。その味わいはまさにカリフォルニアワインという感じで、リッチでしっかりしておりタンニンが少なくワイン初心者でも楽しめる味わいになっています。 合わせる料理としては、バターが効いたきのこのクリームソース系やブラウンソース系のポークソテーがお勧めです。牛肉だと少し味が強すぎてワインの味も消してしまうので、豚肉がお勧めとのことでした。 【赤ワイン】COTES DU RHONE VILLAGE ROUGE PLAN DE DIEU(コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・ルージュ・プラン・ド・デュー) 南フランスに位置するローヌ地方の赤ワインです。ブドウ品種はローヌ地方では有名なグルナッシュとシラーのブレンドから作られています。 こちらのワインはFERRATON PERE & FILS ワイナリーでつくられています。ローヌで一番有名といっても過言ではないワイナリーM・シャプティエ(点字のワインとしても有名なワイナリー 参考記事:【ワインの紹介】点字がラベルに施されたワイン M・シャプティエ 〜視覚に障害を持つ方々を含めたすべてのワイン愛好家へ〜)のオーナーが、「大きくなり過ぎたワイナリーでは自分の思いを伝えるワインが作りづらい!」と、自分の好きなワインを作るために別ブランドとして立ち上げたのがこちらのワイナリーです。 その味わいはさすがのクオリティ。濃厚でスパイシーな風味が特徴で、赤ワインらしく牛肉の料理にピッタリのワインです。 日々沢山のワインをみているソムリエが勧めるこれらのワイン。ソムリエからは「今回の2本は抜群にコスパがいい」とのコメントをもらっています。 「同金額のワインがなくなり、新しいワインを探していたところ、こちらのワインに出会いました。試飲した結果、味わいに感動して即仕入れを決意したのですが、お店でも飛ぶように売れています。」 みなさまも、ぜひお試しください! 聞き手 赤坂あじる亭 店長/ソムリエ 小巻秀人 \本日紹介したワインはこちらのお店で飲めます/ ワイン居酒屋 赤坂 あじる亭 公式HP:https://celebourg.com/agiletei/ facebook:https://www.facebook.com/ajirutei/ 赤坂見附駅徒歩2分。各地で修業を積んだシェフ達の本格欧風料理とソムリエ厳選の世界各国のワインが楽しめるワイン居酒屋です。取り扱うワインは400種以上。赤坂でもトップクラスの品揃えを誇ります。 <今回ご紹介したワイン> ・Adulation(アデュレーション) 5,500円 ・COTES DU RHONE VILLAGE ROUGE PLAN DE DIEU(コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・ルージュ・プラン・ド・デュー) 5,500円 ※季節によりなくなる場合があります。ご了承ください。 ※グラスで飲みたい場合も対応可能です。ソムリエにご相談ください。 コスパの良いワイン ソムリエに訊く ワインの紹介
ワインの豆知識 2020年2月11日 【世界のワイン】冬に飲みたい!アルプスに囲まれたスイスのワインをご紹介(バレンタインの贈り物にも使えるワイン!) アルプスに囲まれた美しい国スイス。中央ヨーロッパに位置する自然の多いこの国でもワインは親しまれています。 2013年の世界ソムリエコンクールでスイスのソムリエが優勝したこともあり、スイスのワインは徐々に注目され始めてきました。しかし、国内消費が90%という事情もあり、輸入量も多くはないため、日本人にはまだまだ馴染みがないというのが現状です。しかし、寒い気候で作られるスイスのワインは冬にピッタリとのこと。そんなスイスのワインを今回ソムリエが紹介してくれました。 【白ワイン】ファンダン レゼルヴ・デ・ザドミニストラテュー ワインの名称にも含まれているFENDANT(ファンダン)はスイスのヴァレ地方で作られる白ワインの総称のことをいいます。 ブドウ品種はシャスラ。白ワインでも重くてコクがある感じが特徴のワインです。 コクがある白ワインといえば樽が効いているシャルドネを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。「シャルドネ以外でコクのある白ワインはないの?」とお客様より要望を頂くと、ソムリエはよくこちらのワインをお勧めしているとのことです。 外観もおしゃれで、キャップやエチケットにハートのマークが記されているのも特徴です。 【白ワイン】 パネケス もうひとつ、スイスのワインではないのですが、スイスの国境付近フランスのジュラ地方のワインをご紹介します。 ブドウ品種サヴァニャンから作られる白ワインです。ヴァン・ジョーヌと呼ばれる黄色いワインで、製造行程において産膜酵母と呼ばれる皮膜が形成される酸化熟成方法で作られます。シェリーのような雰囲気が特徴的なこのワイン。通常のワインと比較するととても癖のあるワインとのことで、好きな人と嫌いな人で大きく分かれるそうです。 寒いエリア独特のワインとしても知られており、熟成されたコンテチーズやラクレットチーズとの相性がとても良いとのこと。食後やバー利用で飲むのに適したワインとのことでした。 今回はスイスとスイス国境近くのフランスのワインを紹介しました。 ハートのマークが可愛らしい「ファンダン レゼルヴ・デ・ザドミニストラテュー」はバレンタインの贈り物としても使えそうなワインです。チョコレートにも少し飽きてきていましたらば、今年のバレンタインにはワインとチーズなんかを贈ってみても面白いかもしれないですよ。 聞き手 赤坂あじる亭Annesso 店長/ソムリエ 野村美紀子 \本日紹介したワインはこちらのお店で飲めます/ 赤坂 あじる亭 Annesso 公式HP:https://celebourg.com/agiletei-annesso/ facebook:https://www.facebook.com/ajirutei.branche/ こだわり料理とソムリエが厳選したワインをバルスタイルでお楽しみ頂けます。 なるべく面白い国のワイン飲んでもらえるようにとソムリエが様々な国のワインを準備。現在、26カ国超えるワインを楽しむことができます。 ・ファンダン レゼルヴ・デ・ザドミニストラテュー Glass 1,200円 Bottle 7,500円 ・パネケス Glass 1,200円(※ハーフグラス 600円もご用意可能です) ※季節により、在庫や料金に変更がある場合があります。ご了承ください。 ソムリエに訊く ワインの紹介
ワインの豆知識 2020年1月24日 カリフォルニアワイン好きなら誰でも知っている!歴史ある有名なカリフォルニアワインをご紹介! オーパスワン、ナパ・バレー、ロバート・モンダヴィ・・・カリフォルニアワインを語るうえで忘れてはならないキーワードがいくつかありますが、今回は歴史もあり、カリフォルニアワイン好きなら誰でも知っている有名なワインをソムリエが紹介してくれました。 【白ワイン】 FROG’S LEAP(フロッグス・リープ) ワインの歴史における「パリスの審判」という事件をご存知でしょうか?アメリカ独立200年を祝う1976年に、フランスとアメリカのワインを比較するという企画のイベントがありました。そこで、当時権威のあるフランスのワインに対してアメリカワインがブランドテイスティングで勝利するという大きな事件がありました。この事件をきっかけに「フランス以外でも優れたワインを作ることができる」ということになり、ワイン業界は世界的な競争に突入していきます。 そのとき優勝したアメリカワイン「スタッグス・リープ」を文字ってつくられたのが、こちらの「FROG’S LEAP(フロッグス・リープ)」。農薬を極力使わず、有機農法にこだわる中では大規模で有名なワイナリーです。爽やかな酸が特徴のこちらの白ワインは夏場に特にお勧めのワインです。 【赤ワイン】 TURLEY(ターリー) FROG’S LEAPのワイナリーの創業メンバーのひとりが創設したワイナリーで作られるワインです。ワインの方向性の違いから新たに自分で創設したということもあり、その味わいはFROG’S LEAPとは真逆で濃厚な味わいが特徴になっています。こちらのブドウ品種はジンファンデルから作られていますが、「ジンファンデルならTURELY」と言い切る人もいるくらい、ファンも多いワインです。 畑をカリフォルニア全域に持っているこちらのワイナリーは様々な種類のワインを製造しているのも一つの特徴です。しかし、1種類あたりの生産量は少なく、希少性も高いワインです。 BV(Beaulieu Vvineyard ボーリュー・ヴィンヤード) 創業1900年、100年を超える由緒正しき、歴史あるワイナリー「ボーリュー・ヴィンヤード」。なんと、1920年から1933年13年間の禁酒法時代にもカリフォルニアでワイン製造を許された数少ないワイナリーの1つです。 禁酒法撤廃後、ワインメイキングを行ったのは、現在まで続くBVの礎をつくったアンドレ・チェリチェフ氏。アンドレ・チェリチェフ氏は知る人ぞ知る著名な栽培家・醸造家。カリフォルニアワインの父とも呼ばれるロバート・モンダヴィ氏にとっても師匠のような存在とのことです。 その味わいは、濃い中にもまろやかさを感じる味わいに仕上がっています。ここ数年は日本への輸入量が少なかったそうで、最近のワイン好きの方は知らない人もいるかもしれないですが、往年のワイン好きにはファンの方が多いワインです。 今回ご紹介したワインはカリフォルニアワイン愛好家の間では有名なワインです。ワインリストからこちらを頼んでいる人はきっとカリフォルニアワインが好きな方。そんな方々と会話が弾むこと間違いなしのこれらのワインは知っておいて損はありません。ぜひ機会がありましたらば、お試しくださいませ。 聞き手 赤坂あじる亭 店長/ソムリエ 小巻秀人 \本日紹介したワインはこちらのお店で飲めます/ ワイン居酒屋 赤坂 あじる亭 公式HP:https://celebourg.com/agiletei/ facebook:https://www.facebook.com/ajirutei/ 赤坂見附駅徒歩2分。各地で修業を積んだシェフ達の本格欧風料理とソムリエ厳選の世界各国のワインが楽しめるワイン居酒屋です。取り扱うワインは400種以上。赤坂でもトップクラスの品揃えを誇ります。 <今回ご紹介したワイン> ・FROG’S LEAP(フロッグス・リープ)8,500円 ・TURLEY(ターリー)9,500円 ・BV(Beaulieu Vvineyard ボーリュー・ヴィンヤード)12,000円 ※季節によりなくなる場合があります。ご了承ください。 ※グラスで飲みたい場合も対応可能です。ソムリエにご相談ください。 ソムリエに訊く ワインの紹介
ワインの豆知識 2020年1月19日 【世界のワイン】和食との相性抜群!オーストリアのワインをご紹介 オーストリアは中央ヨーロッパに位置する人口約900万人のドイツ語圏の国です。冷涼な地域で気候の特性がワインにも現れており、冷涼感を感じ爽やかで透明感のあるワインが多くなっています。そんなオーストリアワイン、実は和食との相性がいいとのこと。今回は赤坂のソムリエが厳選した3つのオーストリアワインを紹介してくれました。 【白ワイン】 TONI ブドウ品種グリューナー・ヴェルトリーナーから作られる白ワインです。しゃきっと切れがあり酸がシャープで辛口、スッキリとした白ワインが飲みたいときにはもってこいのワインです。辛口の日本酒のような感覚で楽しめるワインなので、おせちやお刺身とも相性がいい白ワインです。 グリューナー・ヴェルトリーナーは、日本食とも合うオーストリアの土着品種、覚えておいて損はないブドウ品種です。 【赤ワイン】ブラウフレンキッシュ ブドウ品種ブラウフレンキッシュから作られる赤ワインです。オーストリアのワインらしく、タンニンが豊富に感じやすいにも関わらず、スッキリとした冷涼感が特徴のワインです。 冷涼な地域のブドウは過熟しにくいため、糖度がそこまで高くならないため、さっぱりした味わいになります。冷やし気味で飲むと美味しく楽しめ、こちらのワインはおせちや黒豆などのお正月料理にもピッタリのワインです。また、やさしいスパイスの香りもするため、旨味系のスパイス料理とも相性抜群です。 【赤ワイン】 ハインリッヒ 複数のブドウ品種ブラウフレンキッシュ、ツヴァイゲルト、ザンクトローレントから作られる赤ワインです。全て北のエリアの黒ブドウ品種で、絶妙にブレンドされており、オーストリアワインの冷涼感と共に複雑な味わいが楽しめるワインです。複雑な味わいは、複数食材の料理にぴったりで、お正月にはお煮しめなどの和食にもぴったりのワインです。 最後にちょっとしたオーストリアワインのTipsを。 オーストリアワインは国旗と同じマークがワインの上部キャップシールに記載されています。 厳正な審査管理を通過しないとこちらのマークを記載することはできず、複雑で厳しい品質管理がされている証拠でもあります。ドイツ語なのでドイツワインとも混同されやすい部分がありますが、こちらのマークがあるかないかで見分けることができます。 冒頭でも紹介しましたが、オーストリアのワインはスッキリとした冷涼感が特徴です。「正月疲れした肝臓にも優しく、和食にもよく合うオーストリアワインは日本のレストランでも重要視され、今後より一層人気になっていくのではないか」とのことでした。 オーストリアワイン、今後注目ですね! 聞き手 赤坂あじる亭Annesso 店長/ソムリエ 野村美紀子 \本日紹介したワインはこちらのお店で飲めます/ 赤坂 あじる亭 Annesso 公式HP:https://celebourg.com/agiletei-annesso/ facebook:https://www.facebook.com/ajirutei.branche/ こだわり料理とソムリエが厳選したワインをバルスタイルでお楽しみ頂けます。 なるべく面白い国のワイン飲んでもらえるようにとソムリエが様々な国のワインを準備。現在、26カ国超えるワインを楽しむことができます。 ・TONI Glass 900円 Bottle 5,400円 ・ブラウフレンキッシュ Glass 950円 Bottle 5,700円 ・ハインリッヒ Glass 1,000円 Bottle 6,000円 ※季節により、在庫や料金に変更がある場合があります。ご了承ください。 ソムリエに訊く ワインの紹介
ワインの豆知識 2019年12月25日 高級ワインだけじゃない!お手頃で美味しいフランスワインをご紹介【コスパの良いワインシリーズ】 フランスワインといえば、ボルドーやブルゴーニュ地方が有名です。一般的にフランスのワインはブランド化されていることが多く、相対的に高級なワインのイメージがあります。しかし、フランスのワインが全て高級かといえばそうではありません。そこまで有名ではなくても、美味しく高品質なワインを生産するワインの産地が多々あります。 今回、赤坂のソムリエが「CA’ MOMI 」、「J.LOHR 」に続き、フランス産のコスパの良いワインを紹介してくれました。 【スパークリング】ルフェーヴル・ルモンテ フランスの東部に位置するジュラ地方で作られているスパークリングワインです。ブドウ品種はシャルドネを使用。特徴としてはイタリアのシャルドネを輸送して使用している点です。製造工程はシャンパーニュと同じため、味わいもシャンパーニュに近く、なおかつ甘みと柔らかさを感じられる仕上がりになっています。 ラベルには白ブドウ100%保証の証、『BLANC DE BLANCS(直訳:白の中の白)』が記載されています。 ※BLANC DE BLANCSの記載について、カリフォルニアワインは基準が緩いこともあるそうですが、フランスでは厳格だそうです。 ソムリエもお客様から「泡でコスパがいいもの」をリクエストされたときは、迷わず勧めている鉄板のワインとのことでした。 【白ワイン】セリカ ヴィオニエ フランスの南、ペイドック地方で作られている白ワインです。ペイドック地方はDailyで楽しむお手頃なワインをつくる産地として知られています。ブドウの品種はヴィオニエ。こちらのワイナリーはヴィオニエ特化してワインを作っています。木製の樽で作られていることから、リッチな味わいと紅茶のような余韻が楽しめる特徴的なワインです。 「リッチな雰囲気のする白ワイン」と言われると一般的にはシャルドネになりますが、少し変化を求められた時にはソムリエもヴィオニエを勧めているそうです。 実物を持つとわかるのですが、瓶もとてもしっかりと作られています。Serica(セリカ)とは絹という意味で、ラベル自体も特殊加工されており高級感を醸しだしています。それでいて、価格はとてもリーズナブル。ちょっとしたプレゼントにもお勧めのワインです。 【赤ワイン】 ピュイ・ド・ドーム ピノ・ノワール フランスのオーヴェルニュ(ローヌ地方)で作られている赤ワインです。特徴的なこちらのラベル、実はオーヴェルニュ地方圏に本拠地を置くミシュランガイドでお馴染みのミシュラン社の道路標識をモチーフにラベルのデザインが施されています。 ブドウ品種はラベルにも大きく記載されいてるピノ・ノワール。ロマネ・コンティなどの高級ワインの主要品種として使われるブドウ品種です。果実感がピュアに感じながら柔らかも感じる味わいに仕上がっています。 「ローヌ地方はワインというよりもどちらかといえばチーズのほうが有名な地域。ワインのブランドとして他と比較すると高くはないため価格はお手頃になりますが、その味はまさに本物ですよ。」とのことした。 フランスでも、有名なワイン地方ではなく少し違う地方になるだけでブドウや製法が同じでも価格がぐっと変わります。本日ご紹介したワインは価格はお手頃でも、有名なワインと品質はほとんど変わらず美味しいワインです。リピーターも多く、通好みのこれらのワイン、ぜひお試しください。 聞き手 赤坂あじる亭 店長/ソムリエ 小巻秀人 \本日紹介したワインはこちらのお店で飲めます/ ワイン居酒屋 赤坂 あじる亭 公式HP:https://celebourg.com/agiletei/ facebook:https://www.facebook.com/ajirutei/ 赤坂見附駅徒歩2分。各地で修業を積んだシェフ達の本格欧風料理とソムリエ厳選の世界各国のワインが楽しめるワイン居酒屋です。取り扱うワインは400種以上。赤坂でもトップクラスの品揃えを誇ります。 <今回ご紹介したワイン> ・ルフェーヴル・ルモンテ ボトル 5,000円 ・セリカ ヴィオニエ ボトル 5,000円 ・ピュイ・ド・ドーム ピノ・ノワール ボトル 5,000円 ※季節によりなくなる場合があります。ご了承ください。 ※グラスで飲みたい場合も対応可能です。ソムリエにご相談ください。 コスパの良いワイン ソムリエに訊く ワインの紹介
ワインの豆知識 2019年12月15日 チキンとワインとクリスマス!相性抜群のロゼスパークリング、白ワイン、赤ワインをソムリエがご提案! 街の至るところでクリスマスツリーが目につく季節になってきました。いよいよクリスマスが近づいてきましたね。クリスマスといえばやっぱりフライドチキン。赤坂のあじる亭アネッソでは、期間限定(2019年12月20日〜25日※21日は定休日)でアネッソクリスマスチキンのテイクアウト(※要予約)を実施しています。スパイス検定の資格を持つシェフが作る特製のフライドチキンをぜひご自宅や会社で楽しんでみてはいかがですか? そして、そんなスパイスたっぷりのフライドチキンにぴったりのワインをソムリエが今回紹介してくれました。 【ロゼ スパークリング】 WEEPING JUAN(ウィーピング ファン) 最近話題のオーストラリアの自然派ワイナリー、デリンクエンテが作るロゼのスパークリングワインです。イタリアのブドウ品種ヴェルメンティーノとモンテプルチアーノ(黒ブドウ)から作られています。こちらのワインはいわゆるペットナット(ペティアンナチュールの略:ペティアンは微発泡、ナチュールは自然の意味)に分類されるワイン。口当たりが優しいながらも辛口で、スパイスの効いたチキンにとても合うワインです。デリンクエンテが作るワインは絵柄もユニークで特徴的。ロゼの淡いピンク色とともに見ていても楽しい印象的なワインです。 【白】 Naegele (ネーゲレ) ブドウ品種ゲヴュルツトラミネールから作られるドイツの白ワインです。(ゲヴュルツトラミネールはワイン初心者の方には聞き慣れない品種かもしれませんが、知っているだけでワイン通の印象をもってもらえる覚えておいて損はない品種です。) 一般的にチキンと白ワインは相性のいい組み合わせです。ネーゲルはエキゾチックな香りがして、ライチのようなフルーティさが特徴のワイン。アジア料理との相性がよく、スパイスの効いたチキンとも相性抜群のお勧めのワインです。 【赤】 HAHN (ハーン) 1970年代に設立されたカリフォルニアの有名なHAHNワイナリーがつくる赤ワインです。HAHNワイナリーはロサンゼルス近くのモントレー地域にあります。モントレーは今ではピノ・ノワールが有名なエリアですが、HAHNワイナリーはそのモントレーを有名にした立役者のひとりとして、有名なワイナリーです。 今回ご紹介するこちらのHAHNはブドウ品種GSM(グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル)から作られています。実はこの3品種、全てにスパイシーな味わいが含まれています。そのためワインをよく知る人の間では、GSMをみるだけでスパイスの効いた料理に合うというのがすぐに分かるそうです。 モントレーでピノ・ノワールを開拓した実力のあるワイナリーがつくるこちらのワインは、とても優しく丁寧で繊細な仕上がりになっています。GSMを黄金比率でブレンドし、スパイスの良いところをとても上手に表現したワインです。 こちらのワインはファンもとても多く、リクエストも非常に多いことから、お店では常に在庫を確保しているそうです。見かけも美しく、クリスマスにピッタリのワインですね。 HAHNワイナリーの風景 霧も発生する冷涼な地域 アネッソクリスマスチキンのご案内 クリスマス期間の限定販売 ・丸っと1羽分(4名様位用)4500円(ポテト付き) ・クリボッチ又はお二人様用 2500円 期間:12月20日(金)21日(土)、23日(月)24日(火)、25日(水)17時~18時の間 予約販売、店頭にてお渡しいたします。 お申し込みはお電話もしくはFacebookメッセンジャーにて承っています。 電話番号:03ー6277ー7794 Facebook:https://www.facebook.com/ajirutei.branche/ 今年はチキンとワインで素敵なクリスマスを! 聞き手 赤坂あじる亭Annesso 店長/ソムリエ 野村美紀子 \本日紹介したワインはこちらのお店で飲めます/ 赤坂 あじる亭 Annesso 公式HP:https://celebourg.com/agiletei-annesso/ facebook:https://www.facebook.com/ajirutei.branche/ こだわり料理とソムリエが厳選したワインをバルスタイルでお楽しみ頂けます。 なるべく面白い国のワイン飲んでもらえるようにとソムリエが様々な国のワインを準備。現在、26カ国超えるワインを楽しむことができます。 ・Weeping JUAN(ウィーピング ファン) Glass 950円 Bottle 5,800円 ・Naegele (ネーゲレ) Glass 850円 Bottle 5,400円 ・HAHN (ハーン) Glass 950円 Bottle 5,900円 ※季節により、在庫や料金に変更がある場合があります。ご了承ください。 ※2019年12月28日〜2020年1月5日まで年末年始休業いたします。2020年1月6日から通常営業開始いたします。 ソムリエに訊く ワインの紹介
ワインの豆知識 2019年12月05日 シェフ特製!!キーマカレーとの相性ぴったりのワインをご紹介! 「カレーとワイン」それだけを聞くととても相性がいい組み合わせとはなかなか想像ができないのではないでしょうか? しかし、数多くのワインを知り、日々お客様と接しているソムリエに訊けば、ほとんどの料理に対して相性の良いワインを提案してくれます。 今回は赤坂のあじる亭Annessoにて、スパイス検定1級を持つシェフが腕を振るう人気メニュー「焼きキーマカレー」に最適なワインを白・ロゼ・赤それぞれ紹介してくれました。 【白】 Hello World 可愛らしいイラストも特徴的なスペイン VIOGNIER(ヴィオニエ)から作られている白ワインです。アプリコットの雰囲気も漂わせた少しスパイスの効いた味わいは、あまり甘口ではなくキリッとしているため、キーマカレーにぴったりのワインです。キーンと冷やしながらキーマカレーと一緒に楽しみたいワインです。 【ロゼ】 DOMAINE MONTROSE 赤ワインで使用するブドウを白ワインの製法でつくるロゼワイン。(参照:赤坂のソムリエに訊く!今更聞けないワインの基本、赤・白・ロゼの違い) 今回ご紹介するのは南フランスのロゼワイン DOMAINE MONTROSEです。こちらのワインは、スパイス系の料理に合うブドウ品種グルナッシュカリニャンで作られ、辛口ですっきりした味わいが特徴です。当然スパイスの効いている焼きキーマカレーとの相性もよく、沢山のお客様に楽しんで頂いているワインです。 【赤】 TESTALONGA BABYU BANDITO 最後にご紹介するのは南アフリカの赤ワインです。その年のワインの出来によってエチケットをかえていく、南アフリカのナチュール生産者クレイグホーキンスによって設立されたワイナリーで作られたワインです。ブドウの品種はカリニアン。ナチュールワインからでる自然の旨味はスパイス系の料理に非常にマッチします。こちらのワインはアルコール度数が低く、口当たりが優しいのが特徴で、スパイスの効いたキーマカレーとの相性も抜群とのことでした。 最後にソムリエから料理と相性のいいワインの選び方についてアドバイスをもらいました。 「料理に合うワインを考える場合、同郷のワインを合わせるのは鉄板の方法です(フランスの料理にはフランスのワインなど)。 カレーは一般的にインドの料理で、今回はたまたまスペイン・南フランス・南アフリカと違う国々のワインを紹介していますが、もし自分で新しいワインを試してみたい場合は料理に対して同郷のワインを選んでみると良いと思いますよ。」 料理とワイン、国ごとの特徴などを考えながら楽しんでみてもいいかもしれないですね。 聞き手 赤坂あじる亭Annesso 店長/ソムリエ 野村美紀子 【番外編】スペインワインフェアを現在開催中です! 赤坂 あじる亭 Annessoでスペインワインフェアを2019年12月末まで開催しています。 気軽な値段で4種のワインをお楽しみ頂けますので、スペインワインに興味のある方、この機会にぜひ飲み比べしてみてはいかがでしょうか? \本日紹介したワインはこちらのお店で飲めます/ 赤坂 あじる亭 Annesso 公式HP:https://celebourg.com/agiletei-annesso/ facebook:https://www.facebook.com/ajirutei.branche/ こだわり料理とソムリエが厳選したワインをバルスタイルでお楽しみ頂けます。 なるべく面白い国のワイン飲んでもらえるようにとソムリエが様々な国のワインを準備。現在、26カ国超えるワインを楽しむことができます。 ・Hello World Glass 750円 Bottle 4,500円 ・DOMAINE MONTROSE Glass 900円 Bottle 5,200円 ・TESTALONGA BABYU BANDITO Glass 950円 Bottle 5,900円 ※季節により、在庫や料金に変更がある場合があります。ご了承ください。 ソムリエに訊く ワインの紹介
ワインの豆知識 2019年11月18日 赤坂のソムリエが勧めるコスパの良いワインシリーズ カリフォルニア「J.LOHR 」をご紹介! 以前、お手頃のワインとして「CA’ MOMI をご紹介した際に、「他にもコスパの良いワインはないのか?」との声を沢山頂きました。そんなリクエストにお応えし、今回はカリフォルニアワイナリー視察にてソムリエが感銘を受けたコスパの良いワイン「J.LOHR」をご紹介します。 価格がお手頃でも美味しい「J.LOHR」 日本ではカリフォルニアのワイン産地といえばナパ、ソノマが有名ですが他にも素晴らしい産地があります。その一つがセントラルコーストです。セントラルコーストはナパやソノマよりも南のエリアにあり、カリフォルニアのちょうど中心的な位置になります。この産地の発展、そして有名にしたのが、「J.LOHR」です。今では更に南にあたる、パソ・ロブレスにまで畑を広げ高品質なワインを現地はもちろん、国外にも輸出しております。 そのワインの特徴は価格レンジの低さと品質の良さ。低価格帯にも関わらず、このワイナリーが実施している品質管理の徹底ぶりは恐らくカリフォルニアでもトップクラスだと思われます。 通常低価格帯のワインはブドウを他から大量に仕入れ製造することが多いのですが、このワイナリーは自社のブドウを基本的に使い、生産量も非常に多く作り出しています。 日本でこそまだあまり有名ではないのですが、味わいは素晴らしいバランスで、食事とも合わせやすく和食との相性も良さそうなワインです。 ワイナリーの様子 視察に訪れた現地のワイナリーの様子を画像でご紹介します。 夕日に照らされた一面のブドウ畑 品質管理の徹底された規模の大きい貯蔵所 ここでもサステイナブルに取り組んでおり、生ゴミなどの有機物から堆肥をつくるコンポストの利用やフクロウの住むことができる箱の設置など様々なことをしていました。環境問題に対する意識の高さからも、品質管理を徹底するワイナリーの方針が垣間見れます。 奥が深いカリフォルニアワイン 冒頭に記載しましたが、カリフォルニアワインというと、ナパ・バレーやソノマがやっぱり圧倒的な知名度です。しかし、カリフォルニアは広く、気象条件も多種多様。そのため、様々な種類のワインを楽しむことができます。 「カリフォルニアというとやっぱりナパ・バレー、ソノマばかりが目立ちします。しかし、美味しいワインは他の産地にも沢山あります。カリフォルニアの魅力がもっと広まってほしいなといつも思います。」とのことでした。 ・ ・ ・ 最後に余談ですが、現地のワイナリーで食べたアップルパイは絶品とのこと。レイトハーベストリースリングとの相性は数多く訪れたワイナリーで頂いたなかでもナンバーワンペアリングとのことでした。 J.LOHRのワイナリーを訪れる機会がありましたら、ぜひお試しください! 聞き手 赤坂あじる亭 店長/ソムリエ 小巻秀人 \本日紹介したワインはこちらのお店で飲めます/ ワイン居酒屋 赤坂 あじる亭 公式HP:https://celebourg.com/agiletei/ facebook:https://www.facebook.com/ajirutei/ 赤坂見附駅徒歩2分。各地で修業を積んだシェフ達の本格欧風料理とソムリエ厳選の世界各国のワインが楽しめるワイン居酒屋です。取り扱うワインは400種以上。赤坂でもトップクラスの品揃えを誇ります。 <今回ご紹介したワイン> J.LOHR シャルドネ ボトル 7,500円 ピノノワール ボトル 6,000円 カベルネ ボトル 8,500円 ※季節によりなくなる場合があります。ご了承ください。 ※グラスで飲みたい場合も対応可能です。ソムリエにご相談ください。 コスパの良いワイン ソムリエに訊く ワインの紹介