ワインの豆知識 2019年11月05日 【世界のワイン】ボジョレー・ヌーボーだけじゃない?!新酒で最も解禁が早いイタリアワイン novello(ノベッロ)のご紹介 以前、ボジョレー・ヌーボーについてご紹介しましたが、毎年11月第3木曜日がボジョレー・ヌーボー解禁の日です。ボジョレー・ヌーボーはフランス ボジョレー地方の新酒のワイン。しかし、世界にはボジョレー・ヌーボー以外にもその年に新たに作られるワインが沢山あります。今回はその中でイタリアのnovello(ノベッロ)をご紹介します。 イタリアのワイン novello(ノベッロ)とは? novello(ノベッロ)はイタリア語で「新しい」という意味。フランス語のヌーボーと同じ意味になり、イタリアのワイン novello(ノベッロ)はイタリアでその年に収穫されたブドウで作られる新酒のワインのことを指します。 ボジョレー・ヌーボーはフランスのボジョレー地方の新酒で、日付変更線の関係で世界で日本が先駆けて解禁されることから話題になり、ひとつのお祭りとして楽しまれています。 今回ご紹介するノベッロはボジョレー・ヌーボーより一足早く、そして、新酒のワインのなかで最も早く10月30日午前1時に解禁されます。ボジョレー・ヌーボーは0時解禁なのに対して、ノベッロは午前1時に解禁されることもひとつの特徴です。 【ヴィーノ・ノベッロ】 イタリアの真ん中あたりに位置するアブルッツォ(地方の名前)で作られている赤ワインです。ブドウの品種はサンジュベーゼ。イタリア代表する赤ワインの品種です。生産者はファルネーゼ。イタリアの有名なワイナリーで数々の賞を過去に受賞されています。 【ノベッロサレント】 ブーリア州サレントという場所で作られている赤ワインです。ブドウの品種はネグロアマーロ、プリミティーボというイタリアの品種です。スパイスを使った料理にあう赤ワインで、キーマカレーのラザニアやスパイシーなフライドチキンなどと相性抜群です。 イタリアは南北に長い国で各地方で気候も異なります。そのため、ワインのブドウ品種も多くあり、ワインの味わいも地域により異なるのが特徴です。中にはあまり有名ではなくてもすごく美味しいワインがあったりと、他の国とは違った楽しみ方のできる国でもあります。 2019年新酒のワイン達 参考までに2019年新酒のワイン解禁日を以下にまとめました。 日にち ワイン 国 10月30日 ノベッロ イタリア 11月3日 山梨ヌーボー 日本 11月11日 ホイリゲ オーストリア 11月21日 ボジョレー・ヌーボー フランス 世界のワインがテーマのアジル亭Annessoではすべて楽しむことができます。ワイン好きにはたまらない秋のワイン新酒祭り、ぜひ味の違いなどもぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。 聞き手 赤坂あじる亭Annesso 店長/ソムリエ 野村美紀子 \本日紹介したワインはこちらのお店で飲めます/ 赤坂 あじる亭 Annesso 公式HP:https://celebourg.com/agiletei-annesso/ facebook:https://www.facebook.com/ajirutei.branche/ こだわり料理とソムリエが厳選したワインをバルスタイルでお楽しみ頂けます。 なるべく面白い国のワイン飲んでもらえるようにとソムリエが様々な国のワインを準備。現在、26カ国超えるワインを楽しむことができます。 ・ヴィーノ・ノベッロ Glass 900円 Bottle 5,400円 ・ノベッロサレント Glass 900円 Bottle 5,400円 ※季節により、在庫や料金に変更がある場合があります。ご了承ください。 ソムリエに訊く ワインの紹介
ワインの豆知識 2019年10月22日 赤坂のソムリエが勧めるカリフォルニア ナパバレーのお手頃ワイン「CA’ MOMI 」をご紹介! カリフォルニアでも一番有名なワインの産地として、真っ先に思いつくのがナパバレー。中でもオーパス・ワンは高級ワインとしても非常に有名です。一般的にナパバレーのワインは少々お値段も高いという印象が強いですが、全てが高いというわけではありません。 今回はナパバレーのワインの中でもお手頃で、しかも味もしっかりとしたコスパの良いワイン「CA’MOMI」をソムリエが紹介してくれました。 CA’ MOMI カモミ 「CA’MOMI」 CA’ MOMI はイタリア語で「もみの家」という意味です。 イタリア人のオーナーがカリフォルニアに移り住み、こちらのワインの製造を開始しました。通常の食事で楽しんでもらいたいという思いから、コストを抑えお手頃の価格を実現しています。アルコール度数が高く、ブドウの果実味も強いこちらのワインは、カリフォルニアナパバレーのワインの味わいを十分楽しめるワインです。 CA’ MOMI カモミ HEARTCRAFT シャルドネ 白 ブドウ品種シャルドネから作られている白ワインです。樽のローストした香りがつくバターのような濃厚で豊潤な味わいが特徴です。ヨーロッパ系のシャルドネとは味わいが異なるため、このワイン単体のファンもいるそうです。 CA’ MOMI カモミ HEARTCRAFT ピノ・ノワール 赤 ピノ・ノワールは涼しいところで作られることが多く、フランス ブルゴーニュ地方が最も有名です。ナパバレーは比較的温暖な気候のため、ピノ・ノワールを見かけることは少ないのですが、「カリピノ(カリフォルニアのピノ・ノワール)」という単語が存在するように一定のファンが存在しています。 ブルゴーニュ地方のピノ・ノワールは酸味が特徴なのですが、こちらのCA’ MOMIのピノ・ノワールはブドウの糖度、果実味が強くまろやなか味わいが特徴です。同じブドウ品種とは思えないその味わいがカリフォルニア ナパバレーらしさを醸し出しています。 CA’ MOMI カモミ HEARTCRAFT カベルネソーヴィニヨン 赤 ナパバレーの 主要品種でカベルネソーヴィニヨン。チョコレートやカフェのような風味とアルコール度数が高く、飲みごたえがしっかりしているのが特徴です。炭火焼きのお肉との相性抜群で、タンニンが少なくフランスのワインと比べると甘みも感じる味わいです。そのナパバレーのカベルネソーヴィニヨンの赤ワインをリーズナブルな価格で楽しめるのがCA’ MOMIです。 ボトルの形が他の2つと違い「いかり肩タイプ」になっています。しっかりした味わいのワインでは、オリが発生しやすく、オリが溜まっても注ぎやすいようにいかり肩のボトルが多く使われているそうです。 総じてナパバレーのワインは温暖な気候から作られるブドウに特徴があり、果実味が強く、ボリュームを感じるワインです。甘みがあり、初心者にも飲みやすく、タンニンが苦手なひとにお勧めのワインです。 その中でも、リーズナブルに楽しめる今回ご紹介したCA’MOMI、ぜひお試しください。 聞き手 赤坂あじる亭 店長/ソムリエ 小巻秀人 \本日紹介したワインはこちらのお店で飲めます/ ワイン居酒屋 赤坂 あじる亭 公式HP:https://celebourg.com/agiletei/ facebook:https://www.facebook.com/ajirutei/ 赤坂見附駅徒歩2分。各地で修業を積んだシェフ達の本格欧風料理とソムリエ厳選の世界各国のワインが楽しめるワイン居酒屋です。取り扱うワインは400種以上。赤坂でもトップクラスの品揃えを誇ります。 <今回ご紹介したワイン> CA’ MOMI シャルドネ 白 6900円 ピノ・ノワール 赤 7500円 カベルネソーヴィニヨン 赤 8000円 ※季節によりなくなる場合があります。ご了承ください。 ※グラスで飲みたい場合も対応可能です。ソムリエにご相談ください。 コスパの良いワイン ソムリエに訊く ワインの紹介
ワインの豆知識 2019年10月03日 【世界のワイン】強い果実味が特徴のオーストラリアワインをご紹介!! 日本とは四季のタイミングが逆になる南半球の国、オーストラリア。気候もよく旅行先としても人気で、ニューワールドの中でも輸出量が多くワインも盛んな国です。今日はそんなオーストラリアのワインをソムリエが紹介してくれました。 [目次] オーストラリアワインの特徴と豆知識 モリードゥーカー ワイン:バイオリニストとボクサー オーストラリアワインの特徴と豆知識 オーストラリアのワインはその日射量からブドウがよく育ちやすく果実味が強いのが特徴です。ブドウの味を感じやすく、また全体的にアルコール度数が高めのワインが多いのも特徴のひとつです。 そして、実はオーストラリアでは90%以上がスクリューキャップのワインということをご存知でしょうか? なんとなく、コルクのワインと比べてスクリューキャップのワインの方が安価な印象が強い人が多いと思いますが、オーストラリアでは高級なワインでもスクリューキャップのワインが多く存在しています。 コルクのワインとスクリューキャップのワインを比べると、スクリューキャップのワインの方が酸化しづらく品質も安定します。コルクが起因して発生する病気も防ぐことができたり、ワインオープナーがなくても開栓することができたりと、機能的にはスクリューキャップの方が優れている点が多くあります。こういった点がオーストラリアでは受け入れられ、スクリューキャップのワインが主流となっています。 モリードゥーカー 今回はモリードゥーカー(オーストラリアの有名ワイナリー)をご紹介します。 モリードゥーカーとはオーストラリアスラングで「左利き」という意味です。型にはまらず独創的なワインを作るのが特徴で、2005年スタートでまだ歴史は浅いワイナリーですが、彗星のごとく現れ、数々の賞を獲得し今や飛ぶ鳥を落とす勢いのワイナリーの一つです。 世界的な影響力を持つワイン専門誌ワインスペクテイターでも平均獲得点数94点を取得し、トップ10にも選出されています。トップ画像一番右のCARNIVAL LOVEは世界で2位に選ばれその品質の高さは世界中で評価されています。 ワイン:バイオリニストとボクサー そんな世界的に評価の高いオーストラリアのワイナリー モリードゥーカーのワインを2つご紹介します。 バイオリニスト ブドウ品種ベルデホから作られる白ワインです。中身はしっかりした味わいで、魚介を使った濃い味付けのがっちりした料理にとても合うワインです。そのアルコール度数は16%と高く、他の白ワインではなかなか味わうことのできない力強さを感じるワインです。 かわいい女の子のエチケットはオーナーの姪っ子をモチーフにしているそうでです。 ボクサー オーストラリアの代表的なブドウ品種シラーズから作られる赤ワインです。 (余談ですが、新世界ではシラーズと呼ばれ、フランスではシラーと呼ばれるそうです。地域ごとでの拘りや誇りを感じますね) その味はまさに本物。モリードゥーカーではワインの品質を守るため、マーキーズ・フルーツ・ ウェイトと呼ばれる厳格な基準を設けています。一定水準を超えたブドウなど品質を厳格にチェックし、合格したワインのみを市場に出荷しているそうです。 ソムリエも「がっつり重い赤ワインが飲みたい」とお客様に言われたときには、よくこちらをお勧めするそうです。結果、ほとんどのお客様がその味わいに納得してくれるとのこと。ワインの名称の「ボクサー」も、これを飲んだ人が「ノックアウト」されることから名付けられているそうです。 エチケットもかわいく、ラベルと中身のギャップを楽しめる珠玉の逸品です。 味の濃い料理にとてもマッチし、スキュリューキャップなので屋外でのバーベキューにも最適なこちらのワイン。これから更に有名になることが予想されますので、今のうちにぜひ楽しんでみてください。 聞き手 赤坂あじる亭Annesso 店長/ソムリエ 野村美紀子 \本日紹介したワインはこちらのお店で飲めます/ 赤坂 あじる亭 Annesso 公式HP:https://celebourg.com/agiletei-annesso/ facebook:https://www.facebook.com/ajirutei.branche/ こだわり料理とソムリエが厳選したワインをバルスタイルでお楽しみ頂けます。 なるべく面白い国のワイン飲んでもらえるようにとソムリエが様々な国のワインを準備。現在、26カ国超えるワインを楽しむことができます。 ・バイオリニスト Glass 900円 Bottle 5,400円 ・ボクサー Glass 980円 Bottle 6,000円 ※季節により、在庫や料金に変更がある場合があります。ご了承ください。 ソムリエに訊く ワインの紹介
ワインの豆知識 2019年9月20日 カリフォルニア ワイナリー視察帰りのソムリエが勧めるワイン!ホープ・ファミリー・ワインズ 先日、赤坂あじる亭のソムリエがカリフォルニアのワイナリーを視察訪問してきました。カリフォルニアは気候もよく、ワインの産地として世界中で有名です。視察を通して、感銘を受け、最もカリフォルニアらしいと感じたワインを今回ソムリエが紹介してくれました。 ホープ・ファミリー・ワインズ こちらの生産者がつくるワインは総じて価格は抑えめで、味わい深く、甘みを感じることができ、アルコール度数もあるしっかりしたワインが多くなっています。また、渋み(タンニン)が少なく、ワイン初心者の方々にもお勧めのワインです。 その中でも厳選された3本をご紹介します。 TREANA トレアナ 南フランスで使われているブドウをブレンドして作られている白ワインです。香り華やか、カリフォルニアらしいチョコレートのような余韻を感じることができるのが特徴です。同じ白ワインでもヨーロッパのさっぱりとした酸が効いているワインとはテイストが全く違います。ぜひ、お試し頂きその違いを体験してもらいたいワインです。 産地 パソ・ロブレス (トレアナ ワイナリーの様子) CAN・DOR カンダー 現地では「カンドール」という発音で呼ばれていたこちらのワイン。カリフォルニアの品種ジンファンデルから作られている赤ワインです。暑いところで育てられているブドウから作られているワインで、そのブドウの糖度の高さが、ワインの味わいを作り出し、アルコール度数も高いワインに仕上がっています。お肉料理にぴったりのワインで、和牛のような油分の多いお肉というよりも、赤身で噛み締めて食べるお肉と一緒に楽しんでもらいたいワインです。 余談ですが、ジンファンデルは現地ではとても安価に楽しむことができます。土着品種としてカリフォルニア現地の方々にもとても親しまれていることが実感ができました。 産地 Lodi(ローダイ) LIBERTY SCHOOL リバティースクール カベルネ・ソーヴィニヨンから作られている赤ワインです。こちらのワインはホープ・ファミリー・ワインズが初めて作ったワイン。そもそも、ホープ・ファミリー・ワインズはナパの権威あるワイナリーであるケイマスとタッグを組みスタートしました。安価でも品質の高いワインを作ろうと考えスタートし、最初に世に送り出したのがこちらのワインです。市場からの評価も得ることができ、成功を収めたことで、資金力も豊富になり、ホープ・ファミリー・ワインズが独立。その他のワインもリリースしながら現在に至ります。 こちらのワインは樽のニュアンスが強いのが特徴。カフェやモカ、チョコレートのような風味が楽しめる赤ワインとして定評があります。 産地 パソ・ロブレス カリフォルニアといえば、「ナパ」や「ソノマ」が有名ですが、それ以外にも美味しいワインを作る産地が多々あります。今回ご紹介したワインはカリフォルニアの王道的な味をリーズナブルに楽しめるワインです。ぜひ、ご賞味くださいませ。 聞き手 赤坂あじる亭 店長/ソムリエ 小巻秀人 \本日紹介したワインはこちらのお店で飲めます/ ワイン居酒屋 赤坂 あじる亭 公式HP:https://celebourg.com/agiletei/ facebook:https://www.facebook.com/ajirutei/ 赤坂見附駅徒歩2分。各地で修業を積んだシェフ達の本格欧風料理とソムリエ厳選の世界各国のワインが楽しめるワイン居酒屋です。取り扱うワインは400種以上。赤坂でもトップクラスの品揃えを誇ります。 <今回ご紹介したワイン> TREANA トレアナ ボトル7,900円 CAN・DOR カンダー ボトル6,900円 LIBERTY SCHOOL リバティースクール ボトル5,900円 ※季節によりなくなる場合があります。ご了承ください。 ※グラスで飲みたい場合も対応可能です。ソムリエにご相談ください。 ソムリエに訊く ワインの紹介
ワインの豆知識 2019年9月13日 【世界のワイン】歴史がありながら新しい!ソムリエがお勧めするクロアチアワインをご紹介! イタリアの東側、アドリア海の対岸に面した国クロアチア。北海道よりも小さな面積ですが、海、山、川と自然に恵まれながら、美しい市街地もあり、小さいながらどこをとっても絵になるヨーロッパの小さな国です。 本日はそんなクロアチアのワインをソムリエが紹介してくれました。 [目次] クロアチアワインについて イロチュキ・ポドゥルミ (ILOCK PODRUMI) クロアチアワインについて クロアチアワインの歴史は実は古く、そのルーツは紀元前に遡ります。ギリシャを経由してクロアチアに伝来され、人々はワイン文化を楽しむようになりました。しかし、紛争によってワイナリーが廃業を余儀なくされたり、もともとクロアチア自体が閉鎖的な環境だったこともあり、クロアチアワインは輸出されることは以前はほとんどありませんでした。そのため、世界的にみるとクロアチアのワインの知名度はそんなに高くありません。しかし、2013年にEUに加盟したことをきっかけに輸出が開始され、日本国内でもクロアチアワインを楽しむことができるようになり、その知名度は少しずつ上ってきています。 クロアチアワインの特徴はドイツ系のブドウ品種が多いことです。クロアチアはドイツ系貴族であるハプスブルク家に支配されていた歴史的な背景もあり、ドイツ系のブドウ品種が中心に広まりました。ドイツ系ブドウ品種は冷涼なところで作られるブドウが多く、クロアチアの気候にもとても適しています。 また、一般的に海と川に面しているところにワインの産地は多くあります。海や川などの自然環境にも恵まれているクロアチアはワインに適している国といっても過言ではありません。 海沿いのワイナリーで作られるワインは魚介系の料理との相性がよく、「クロアチアワインはお魚料理の多い和食との相性も抜群です。今後和食とクロアチアワインのペアリングは流行るかもしれないですね。」とのことでした。 イロチュキ・ポドゥルミ (ILOCKI PODRUMI) そんなクロアチアワインのなかで今回はこちらのワインを紹介してくれました。 ワイン名:イロチュキ・ポドゥルミ (ILOCKI PODRUMI) 品種:グラッシュヴィーナ クロアチア独自のブドウ品種グラッシュヴィーナから作られる白ワインです。ドナウ川の近くのワイナリーで作られています。味わいはすっきりと切れがよくドライ。川魚やサラダとの相性が抜群のワインです。暑い日にキンキンに冷やして飲むのがお勧めとのことでした。 日本に輸入されてきているクロアチアのワインはリーズナブルな価格帯がほとんどです。まだ、高級なワインはほとんど輸入されてきていないそうで、今だと赤ワインよりも白ワインの方が美味しいワインが多いそうです。 クロアチアは有名なアニメの舞台にもなっている美しい国です。その美しさは「アドリア海の真珠」という表現をされるほど。 テラスでアドリア海を思い浮かべながらクロアチアワインを楽しむことで、リゾートにいる気分を味わえるかも?!赤坂 あじる亭 Annessoではテラスでワインを楽しむこともできますので、ぜひ遊びにきてください。 聞き手 赤坂あじる亭Annesso 店長/ソムリエ 野村美紀子 <本日ご紹介したワイン> イロチュキ・ポドゥルミ (ILOCK PODRUMI) 【画像右】 4,800円 ボトル 800円 グラス 【画像左】 6,000円 ボトル <赤坂 あじる亭 Annessoからのお知らせ> ・世界26カ国のワイン 今回ご紹介したクロアチアだけでなく、現在世界26カ国のワインを取り揃えています。興味のある国などあればお気軽にソムリエにお尋ねください。 ・3種のワイン ブラインドテイスティング ワインエキスパートのテスト対策に、3種のワイン ブラインドテイスティングを1,200円で提供しています。テストを受ける方以外でもブラインドテイスティングに興味がある方はぜひソムリエにお尋ねください。 \本日紹介したワインはこちらのお店で飲めます/ 赤坂 あじる亭 Annesso 公式HP:https://celebourg.com/agiletei-annesso/ facebook:https://www.facebook.com/ajirutei.branche/ こだわり料理とソムリエが厳選したワインをバルスタイルでお楽しみ頂けます。 なるべく面白い国のワイン飲んでもらえるようにとソムリエが様々な国のワインを準備。現在、28カ国超えるワインを楽しむことができます。 ※季節により、在庫や料金に変更がある場合があります。ご了承ください。 ソムリエに訊く ワインの紹介
ワインの豆知識 2019年8月24日 暑い日には暑い日に適したさっぱりした白ワインを! 〜ソムリエから白ワインのご紹介 〜 赤ワイン、白ワイン、ロゼワイン、スパークリングワイン、オレンジワイン・・・。ワインの種類は数多くありますが、暑い日には白ワインやスパークリングワインが好まれます。しかし、一概に白ワインといっても、酸が強くキリッとした味わいの白ワインや、バニラ風味で濃厚な味わいの白ワインなど、味わいは大きく異なります。 今回は暑い日に飲みたくなる白ワインを厳選してソムリエが紹介してくれました。 暑い日に飲みたい厳選白ワイン6種 ドイツワイン:スピンドラーとファンフォルクセン 【画像左 スピンドラー】 ドイツでは有名なブドウ品種、ゲヴェルツトラミネールから作られるワインです。 パッション系フルーツのような甘みが特徴で、鑑別しやすい独特な甘みを楽しむことができます。 【画像右 ファンフォルクセン】 ドイツの王道ブドウ品種、リースリングから作られるワインです。 落ち着いた感じの中にも甘みがあり、柔らかさとフルーティさが感じられるワインです。ワインが苦手なひとにもオススメできる入門編とも言えるワインです。 オーストリアワイン:wabi-sabiとセルナー 【画像左 wabi-sab】 オーストリアではポピュラーなブドウ品種、グリューナー・ヴェルトリーナーから作られるワインです。 ほのかな甘さとフルーティさがさらっと飲みやすく、夏場にはぜひ飲んでもらいたいワインです。軽いイメージもありながら、甘過ぎず、酸もありバランスがとれているワインです。 【画像右 セルナー】 ブドウの品種はミュラー・トゥルガウとリースリング。今回ご紹介しているワインのなかで、唯一ブレンドで作られているワインです。 甘さが少なく、引き締まった味わいでスッキリした喉越しが楽しめることから、暑い日にはオススメのワインです。ミュラー・トゥルガウは初心者には聞き慣れない品種ですが、ドイツワインではよく使われている、現地では知名度の高い品種です。 フランスワイン:シャブリ 【シャブリ】 フランス ブルゴーニュ地方の北にある有名なワイン産地であるシャブリ。ブドウの品種は有名なシャルドネから作られている白ワインです。シャルドネは造り手により味が変わるのが特徴で、こちらのシャブリは木の樽は使わずステンレスタンクを使用して製造されていることから、木の匂いなどがワインにつくことがなく、より果実の味わいを楽しむことができるワインです。酸もありスッキリとしていて、柔らかい果実感を感じることができます。 ※シャブリにはランクの高いものもあり、ランクにより味わいも異なります。高いランクのシャブリはよりしっかりした味わいになるため、秋口に少し味の濃いめの料理と共に楽しむのがオススメです。 カルフォルニアワイン:アルタマリア 【アルタマリア】 カリフォルニアの南、サンタバーバラ地区で作られているワインです。ブドウの品種はソーヴィニヨン・ブラン。サンタバーバラはカリフォルニアの中では比較的冷涼な地域になり、ワインの味わいもNAPAなどのカリフォルニアワインよりもすっきりめになるのが特徴です。グレープフルーツ系の酸を感じる飲み口で、後味もすっきりとするため、まさに暑い日にちょうどいいワインです。 まとめ 今回ご紹介したように白ワインだけでも沢山の種類があり、様々な味わいを楽しむことができます。 「白ワインだけを飲み比べ、違いを楽しんでみる」そんな飲み方もオススメとのこと。 今回紹介してくれたソムリエがいるあじる亭ではグラスでの提供も可能なので、グラスで飲み比べ、季節に合う白ワイン、自分好みの白ワインを探すのも楽しそうですね。 聞き手 赤坂あじる亭 店長/ソムリエ 小巻秀人 \本日紹介したワインはこちらのお店で飲めます/ ワイン居酒屋 赤坂 あじる亭 公式HP:https://celebourg.com/agiletei/ facebook:https://www.facebook.com/ajirutei/ 赤坂見附駅徒歩2分。各地で修業を積んだシェフ達の本格欧風料理とソムリエ厳選の世界各国のワインが楽しめるワイン居酒屋です。取り扱うワインは400種以上。赤坂でもトップクラスの品揃えを誇ります。 スピンドラー ボトル 6,900円 ファンフォルクセン ボトル 6,000円 wabi-sabi ボトル 5,000円 セルナー ボトル 5500円 シャブリ ボトル 6500円 アルタマリア ボトル 6500円 ※季節によりなくなる場合があります。ご了承ください。 ※グラスで飲みたい場合も対応可能です。ソムリエにご相談ください。 ソムリエに訊く ワインの紹介
ワインの豆知識 2019年8月06日 暑い夏に飲みたい!オレンジワインとペットナットをご紹介 梅雨が終わると夏真っ盛り!暑い季節は仕事終わりのお酒も格別です。夏はビールを楽しむ人が多いかもしれませんが、夏にピッタリのワインも実は沢山あります。今回はそんな夏におすすめのワインをソムリエが紹介してくれました。 [目次] ナチュール オレンジワイン 味わいの特徴 ナチュール オレンジワイン 夏にぴったりのワインとして、次の2つのワインを紹介してくれました。 【オレンジワイン】オレンジダルダナ バイ アリアーノ 【ペットナット】JOY ジョイアンセストラル どちらもスペインバレンシア地方のワイナリー、 BODEGA CUEVA (ボデガ クエヴァ) で作られているワインです。主なブドウの品種はスペインの土着品種ダルダナとマカベオで、両ワインともナチュールのオレンジワインです。 ワイン初心者のひとはあまり聞いたことがないかもしれない、「オレンジワイン」と「ペットナット」。 オレンジワインについては、過去の記事 赤坂のソムリエに訊く!今更聞けないワインの基本、赤・白・ロゼの違いでもご紹介していますが、白ワイン用のブドウを使いながら赤ワインの手法で作るワインになります。 ペットナットとはペティアンナチュールの略です。ペティアンは泡、ナチュールは自然、つまり、ナチュールワインのスパークリングワインになります。 (ナチュールワインについては、ソムリエに訊く!ワインにおけるナチュールという言葉の真実 もご参考までに。) 味わいの特徴 酸化防止剤をあまり使わず、優しい味わいが特徴です。アルコール度数が11.5%と他のワインと比較しても低く(通常は13%前後)、カジュアルにグイグイ飲めます。そのため、暑い日にぴったりのワインで、ワイングラスで飲むというよりも、コップでガブガブ飲む人も多いそうです。 オレンジワインは作り手により、ぶどうの甘みが残る場合と残らない場合があったりと、味わいに個性がでます。BODEGA CUEVA (ボデガ クエヴァ)で作られるこのオレンジワインは、オレンジのような柑橘のニュアンスが楽しめるワインです。また、泡も優しく、すぐ消えていく雰囲気を醸しだしているところが、夏の恋を連想させたりとまさに夏に楽しむワインとしてお勧めとのことでした。 「作り手若い方々だと、新しく、見かけもかわいいワインが多いですね。今回紹介しているこのワインも見かけから涼しさを感じるデザインです。ぜひ夏の季節に楽しんでほしいワインですね。」とのことでした。 どんな料理が合うのか、ソムリエに訪ねたところ、「メダイの南蛮漬け ライム風味」を紹介してくれました。 アルコール度数が低いので、辛めの料理との相性が抜群とのことでした。 「赤坂 あじる亭 Annessoでは、他にもオススメのペティアンナチュールをボトルではなくグラスでも提供しています。グラスでも提供しているお店は少ないですよ」とのこと。 興味があるひとはぜひ赤坂 あじる亭 Annessoへ! 聞き手 赤坂あじる亭Annesso 店長/ソムリエ 野村美紀子 \本日紹介したワインはこちらのお店で飲めます/ 赤坂 あじる亭 Annesso 公式HP:https://celebourg.com/agiletei-annesso/ facebook:https://www.facebook.com/ajirutei.branche/ こだわり料理とソムリエが厳選したワインをバルスタイルでお楽しみ頂けます。 なるべく面白い国のワイン飲んでもらえるようにとソムリエが様々な国のワインを準備。現在、28カ国超えるワインを楽しむことができます。 ・オレンジダルダナ バイ アリアーノ Glass 950円 Bottle 5,900円 ・JOY ジョイアンセストラル Glass 950円 Bottle 5,900円 ※季節により、在庫や料金に変更がある場合があります。ご了承ください。 ソムリエに訊く ワインの紹介
ワインの豆知識 2019年7月23日 美味しいワインのお店で接待を成功させる方法 〜接待時の心得をソムリエが伝授〜 時に接待はビジネスを成功に導くうえで重要な役割を果たします。沢山の接待を見てきたソムリエが、うまく接待を成功させているビジネスマンのやりとりを振り返りながら、成功させるためのポイントを伝授してくれました。 [目次] 予約時のポイント 来店時のポイント まとめ 予約時のポイント 接待の成否はお店の予約時から始まっています。重要な接待をおもてなしするソムリエ側からすると、知っておきたいことは以下になるそうです。 ・予算 ・飲む量 ・好きな食材、苦手な食材 ・参加者のエピソード 予算と飲む量を予め知っておくことで、お勧めするワインや頻度などを想定することができます。ワインの金額はピンキリです。予算を知ることで高いワインを勧めていいのか、コスパの良いワインを勧めていいのか明確になります。また、予算があまりなかったり、お酒をあまり飲まなかったりする方にお酒を勧めたりするなどの無駄を省くこともできます。 また、予約時に食材に関する情報を頂ければ、コースの場合はアレルギー食品を変更することはもちろんのこと、席のみ・アラカルトでの予約の際でもおすすめできる料理が変わってくるとのことでした。 そして、可能であれば頂きたい情報が参加される方々のエピソード。どこの出身で、どんな仕事をされていて、どんなワインが好きなのか。例えばエンジニア関係でシリコンバレーに行かれたことがある人が参加者にいるならカリフォルニアワインを用意しておくなど、当日の会話が弾むような準備ができます。 来店時のポイント 当日の来店時は幹事の方とのコミュニケーションが重要になってきます。ソムリエからお願いしたいポイントは以下になります。 ・少し早めにきて、軽い打ち合わせをする ・お会計をどうするか、予め伝える ・終了したい時間や2次会の予定などを予め伝える ギリギリに来るのでなく、可能であれば幹事の方には少し早めに来て頂き、軽い打ち合わせができると当日も安心です。その際に、お会計をどうするか、終了時間やその後の予定などを共有できるとスムーズです。お会計はしばしばゲスト側が支払いにくることもあるそうですが、事前に幹事の方と支払いについて同意が取れていれば、お店側としても対応がしやすくなります。また、終了時刻や2次会の予定なども知っておくことで、料理やお酒の提供タイミング、支払い処理など計算することができます。 まとめ 予約時のポイント、来店時のポイントをご紹介しましたが、実は接待を成功させるにはお店選びの段階から始まっています。結局、お客様のおもてなしはホストとお店側のチームワークがとても大切になります。普段から気心しれたスタッフと対応することで、お客様をより一層喜ばせることができるようになります。 では、どうしたらそんなお店ができるのか? どうすればお店側に覚えてもらい仲良くなることができるのかソムリエに訊きました。 「毎月1回必ず来るお客様よりも、最初に3日連続で来たお客様のほうが記憶に残ります。懇意になるお店を作りたければ、最初の頃にまとめて行くといいですよ。」 とのことでした。 3日連続行くことでで懇意になれるのでしたらば、今から2週間後くらいの接待にも間に合うかも?! ネットで情報が溢れている昨今ですが、最終的にはリアルなつながりが重要ですね。 ソムリエやお店のスタッフと共にチームワークで良い接待を! 聞き手 赤坂あじる亭 店長/ソムリエ 小巻秀人 \本日お話を伺ったソムリエにはこちらで会えます/ ワイン居酒屋 赤坂 あじる亭 公式HP:https://celebourg.com/agiletei/ facebook:https://www.facebook.com/ajirutei/ 赤坂見附駅徒歩2分。各地で修業を積んだシェフ達の本格欧風料理とソムリエ厳選の世界各国のワインが楽しめるワイン居酒屋です。取り扱うワインは400種以上。赤坂でもトップクラスの品揃えを誇ります。 ソムリエに訊く
ワインの豆知識 2019年7月04日 【ハリウッドワインシリーズ】フランシス・フォード・コッポラ監督のワイン 以前ご紹介したマリリンモンローワインに続き、今回もハリウッドのワインをご紹介します。 有名な映画監督、フランシス・フォード・コッポラ氏がワイナリーを所有していることをご存知でしょうか?1975年からワイナリーを購入し、オリジナルワインを製造しています。今回ご紹介するワインはフランシス・フォード・コッポラ氏のワインからディレクターズカットシリーズをご紹介します。 フランシス・フォード・コッポラ・ワイナリー ディレクターズカット ソムリエからは「味は完璧と言っていいほどのよくできたワインです」とのコメントをもらいました。 人に楽しんでもらうことを常に考える映画監督ならではの考え方はワインにもしっかり引き継がれています。特徴はそのブドウ。カリフォルニアの中でも品種によって良いブドウができる地域は変わりますが、しっかりと良い場所を選定してブドウを栽培しているそうです。画像のワインの品種はカリフォルニアの代表品種であるZINFANDEL(ジンファンデル)です。もちろん良質なブドウから作られています。 映画のワードローブをモチーフにしたラベル(エチケット)にも楽しんでもらおうとする映画監督ならではのこだわりを感じます。 よくみると、ブドウの品種によって絵が違うとのこと。 左からカベルネ・ソーヴィニヨン、ジンファンデル、ピノ・ノワールですが、全てモチーフが違います。パーティを彷彿とさせるお洒落で楽しい雰囲気のエチケットですね。 フランシス・フォード・コッポラ・ワイナリー フランシス・フォード・コッポラ監督の所有するワイナリーはお年寄りから赤ちゃんまで楽しめるような遊び心をもったワイナリーになっています。 数年前、カリフォルニアで大規模な山火事が発生したときは地域住民の避難場所にもなったそうです。来たひとを楽しませるおもてなしの心をもったワイナリーは伝統国であるヨーロッパのワイナリーとは全く違う雰囲気を楽しむことができます。 聞き手 赤坂あじる亭Annesso 店長/ソムリエ 野村美紀子 【お知らせ】 本記事に協力頂いているソムリエが店長を務める赤坂 あじる亭 Annessoが カリフォルニアワイン バイ ザ グラス プロモーション2019 にて優秀店として表彰されました!! カリフォルニアワイン協会主催のこのイベントはカルフォルニアワインのイベントでは1番有名な賞になります。 ぜひ皆様足を運び、カリフォルニアワインを楽しんでください! \本日紹介したワインはこちらのお店で飲めます/ 赤坂 あじる亭 Annesso 公式HP:https://celebourg.com/agiletei-annesso/ facebook:https://www.facebook.com/ajirutei.branche/ こだわり料理とソムリエが厳選したワインをバルスタイルでお楽しみ頂けます。 なるべく面白い国のワイン飲んでもらえるようにとソムリエが様々な国のワインを準備。現在、28カ国超えるワインを楽しむことができます。 ・フランシス・フォード・コッポラ・ワイナリー ディレクターズカット Bottle 7,800円 ※季節により、在庫や料金に変更がある場合があります。ご了承ください。 ソムリエに訊く ワインの紹介
ワインの豆知識 2019年6月20日 ソムリエが紹介するコスパのいいワインとは?そもそもワインのコスパってなに? 「コスパ(コストパーフォーマンス)がいいワインをください。」ソムリエにはよくこんな質問が寄せられるそうです。 そもそもワインのコスパとはどういうことでしょうか? ワインの美味しい、美味しくないは個人の好みに依る部分が大きくあります。金額だけを考えれば仕入れ値に対して売値の差が小さいほどコスパがいいということになるかもしれませんが、仕入れ値は一般消費者には公開されていません。 結局のところ、普段飲んでいるワインから個人ごとに基準が作られ、それと比較することで、コスパ(コストパーフォーマンス)がでてくるのではないでしょうか? そこで今回、日々大量のワインと向き合う赤坂のワイン居酒屋 あじる亭のソムリエがコスパという観点からお勧めのワインを紹介してくれました。基準となる金額感はあじる亭のボリュームゾーンでもあるボトルで5,000円程度のワインにしています。 [目次] PB(パンサ・ブランカ) DOMAINE FOND CROZE (ドメーヌ フォンド・クローズ) LA FLOR(ラ・フロール) 最後に PB(パンサ・ブランカ) スペイン ALTA ALELLAで製造されている白ワインです。ブドウの品種はチャレッロ。スペインの定番スパーリングワインとして有名なカヴァと同じ品種です。 生産者やブドウの品種がそこまで有名ではないこともあり、価格もリーズナブル。キリッとした味わいは暑さを感じ始めた初夏にお勧めの美味しいワインです。 DOMAINE FOND CROZE (ドメーヌ フォンド・クローズ) フランスローヌ地方でのFOND CROZEというワイナリーで製造されている赤ワインです。フランスのワインは一般的に高額と思われがちですが、産地によっては金額にばらつきもあります。今回ご紹介するこちらのワインはお値段そこそこにも関わらず、味は濃くバランスの良いワインです。 品種はグルナッシュとシラー。グルナッシュはまだマイナー品種ですが、渋みが少なく、ワイン初心者でも分かりやすく味わいを楽しめます。 LA FLOR(ラ・フロール) アルゼンチン、PULENTA WINESで製造されている赤ワインです。ブドウの品種はマルベック。あまり有名ではないかもしれませんが、有名なボルドーのシャトー・マルゴーなどでも補助用で使われていたりする知る人ぞ知る品種です。南米では有名な品種で、特にアルゼンチンといえばマルベック、と覚えている人もいるくらいです。味わいは果実感があり、タンニンが少なく飲みやすいボリューム感のあるワインです。 最後に ワインのコスパを考えるときにはやはり基準値となるような付随する情報が必要になります。 最後にどうやってコスパを判断するのかソムリエに訊いてみました。 「結局は沢山ワインを飲むしかないですね。沢山飲むことで基準が明確になり、味の違い、金額感など自分なりの価値観ができてきます。」 やはり、手っ取り早いのはプロに訊くことですね。訊く際には、普段どんなワインを飲んでいるかなど基準となり得る情報を伝えることが重要です。 ちなみに、「高くて美味しいのは当たり前、コスパのいいワインをみつけたときは感動がより大きい!」とのことでした。 今回ご紹介したワイン、ぜひ試してみてください! 聞き手 赤坂あじる亭 店長/ソムリエ 小巻秀人 \本日紹介したワインはこちらのお店で飲めます/ ワイン居酒屋 赤坂 あじる亭 公式HP:https://celebourg.com/agiletei/ facebook:https://www.facebook.com/ajirutei/ 赤坂見附駅徒歩2分。各地で修業を積んだシェフ達の本格欧風料理とソムリエ厳選の世界各国のワインが楽しめるワイン居酒屋です。取り扱うワインは400種以上。赤坂でもトップクラスの品揃えを誇ります。 PB (パンサ・ブランカ) ボトル 5,000円 DOMAINE FOND CROZE (ドメーヌ フォンド・クローズ) ボトル 5,500円 LA FLOR(ラ・フロール) ボトル 5,000円 ※季節によりなくなる場合があります。ご了承ください。 ※グラスで飲みたい場合も対応可能です。ソムリエにご相談ください。 ソムリエに訊く ワインの紹介